群馬県前橋・須藤牧場(牛舎冷却システム)

 乳牛は寒さには強いが暑さには弱いため、近年の猛暑により乳牛の生産や健康に大きなダメージを受けてしまいます。

その対策として牛舎では散水やファンを稼働することで、牛の熱中症予防を行っております。

【設置前】穴を開けたホースやシャワーによる散水


散水量が多く、広域にわたらない為、すぐに水たまりができてしまう


牛舎内の散水。
過度な散水は牛にストレスを与えてしまいます。
牛は濡れることを嫌うため、この散水量では逃げてしまいます


【設置後】レインノズルを設置。
設置は既設のホースに併設するだけの簡易作業のみ。




レインノズルを設置。設置は既設のホースに併設するだけの簡易作業のみ。
拡散ノズルによる散水で、気化熱により牛事態を冷却。
少ない水量で広範囲に散水。そのためシャワーのように水浸しになりません。
拡散ノズルによって敷地全体に細かい雨を降らせることができます。
牛にとって逃げ場がなく、直接牛に水滴を当てて気化熱効果を生みます。



・須藤牧場様での今シーズンのレインカーテン実績  所有頭数 110頭

・今年は死亡牛ゼロ (群馬県内では約2頭、関西方面では約3頭が死亡牛)

・レインカーテンの使用頻度 (稼働していた6~9月末)

1日4回 朝20分を1回、昼1時間を2回、夕方20分を1回